【なぜ人気?】ミッキーマウスの魅力と誕生秘話をご紹介!

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1928年11月18日蒸気船に乗った小さなネズミが誕生しました。

今や世界中の誰もが知る「ミッキーマウス」です。

1929年以降長きにわたり、人々は彼にあらゆる希望や夢、そして愛を投影していると言われています。

人々はミッキーマウスになぜ夢中になるのか。

小さなネズミになぜそれほどの力があるのか。

そこには生みの親であるウォルト・ディズニーの想いが込められているのです。

本記事ではミッキーマウスの誕生秘話とその魅力をご紹介します。

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目次

生みの親「ウォルト・ディズニー」

幼少期を農場で過ごした暮らしたウォルト。

家は貧しく父親のイライアスは厳格な人だったようです。

そんなウォルトにとって唯一の逃げ場は絵を描くこと。

木の下に寝転び視界に入るあらゆる生き物をスケッチし、妹のためにその絵に物語を添えたそうです。

ウォルト・ディズニーの創造力が開花した瞬間です。

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ミッキーマウスが生まれた瞬間

経緯1:ミッキーの先輩?しあわせウサギのオズワルド

実はミッキーマウスはウォルトが初めて作ったキャラクターではありません

ミッキーの前に作られたウサギのキャラクター「オズワルド」というキャラクターが存在します。

経緯2:スタジオの危機「オズワルド」事件

オズワルドは今でこそウォルト・ディズニーカンパニーが権利を所持していますが、当時は別のスタジオに権利を取られてしまったキャラクターでした。

大人になったウォルトは兄のロイとともにスタジオを立ち上げましたが、当時の「オズワルド」事件によりスタジオは息詰まり閉鎖寸前に追い込まれていました。

「しあわせウサギ」とは名ばかりの不運なキャラクターで、実際の契約書の内容によるとオズワルドの権利はウォルトに与えられず、自由に描くことができなかったのです。

経緯3:ミッキーマウス の誕生

従業員もオズワルドも別のスタジオにとられた絶望状態でもウォルトは諦めませんでした。

「全て失っても最初からやり直せばいい」と新しいキャラクター作りに力を入れます。

そしてハリウッド行きの列車の中で、ディズニーのシンボルとなる新しいキャラクター「ミッキーマウス」が誕生します。

ウォルトは「モーティマーマウス」と名付けようとしましたが、妻のリリアンの提案で「ミッキーマウス」になったそうです。

後に、「モーティマーマウス」はミニーの幼なじみであり、ミッキーのライバルキャラクターとしてアニメーションに登場しています。

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蒸気船ウィリーの制作

トーキー映画の登場

ミッキーのデビュー作「蒸気船ウィリー」の前に2つの作品を作ったウォルトでしたが、競争相手が多くどちらの作品もも配給会社が見つかりませんでした。

スタジオが他と違う差別化を必要としていた1927年、映像と音声が同期したトーキー映画が登場します。

するとウォルトは誰もみたことがないサウンドがシンクロしたアニメーションの製作に取り掛かりました。

映像×音 シンクロの難しさ

ウォルトは録音のためにニューヨークでオーケストラと有名な指揮者を雇います。

もちろんそんな資金はありませんので、ディズニーとロイは制作費を捻出するため家を抵当に入れたそうです。

なんとか資金を調達し、早速録音に取り掛かります。

映像に合う音を出すには全員がシンクロしする必要があり、演奏者たちは決まったタイミングで音を出します。

しかし完成した音は映像と合わず作業は度々やり直しになりました。

最高作品「蒸気船ウィリー」

数々の困難の後、とうとう完成した「蒸気船ウィリー」は大成功。

それまで存在しなかったトーキーアニメーションを見にたくさんの人が劇場に訪れました。

「人は時に人生を変える映画に出会うけど、当時の「蒸気船ウィリー」はたくさんの人の人生を変えたと思う」とディズニーアニメーターは語っています。

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ミッキーマウスとウォルト・ディズニー

「ミッキーマウスとウォルト・ディズニーは一心同体」

ディズニーで働く人たちはこう口にします。

なぜそのように言われるのか、それはミッキーがウォルトを体現しているからなのです。

楽観的でいつまでも好奇心旺盛、勇敢で何があっても自分の道を突き進む恐れ知らずな存在、それがミッキーマウスであり、ウォルト自身なのです。

誰もやってこなかったことをやってのけたウォルトは素晴らしい冒険者。

それを象徴するように、初期のアニメーション内容は未知のことに挑戦する冒険要素がたくさん存在します。

また、初期のミッキーマウスの声を担当したのはウォルト・ディズニーだというのはすでに有名なお話ですよね。

このようにウォルトは自分自身をミッキーマウスに注ぎ込み、ミッキーマウスは彼を体現する存在になりました。

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ミッキーマウスが起こした社会現象

絶大な人気と商品化

映画館でミッキーマウスの上映がない悲惨さを歌った面白い曲があるのをご存知でしょうか?

What! No Mickey Mouse? What kind of party is this?

なんだって?ミッキーマウスなし?そんなパーティがあるか?

この曲から当時どれだけミッキーマウスが求められていたかわかりますよね。

このように「蒸気船ウィリー」でたちまち有名になったミッキーマウスは社会現象を巻き起こします。

ミッキーマウスデザインの商品は他に類を見ないほどの人気ぶりで、倒産寸前のいくつかの会社を救ったほどだとか。

世界大恐慌を生き抜く象徴

ミッキーマウスが誕生してすぐ、アメリカで大恐慌が起こります。

両親が共働きに出ている子供たちにとって、最も安価で楽しめるのが映画でした。

スクリーンに映るどんな困難にも耐え抜くミッキーマウス は人々に勇気を与え、いつしか不況により失われた「アメリカン・ドリーム」を取り戻させてくれる存在になっていきます。

新たなキャラクターの登場

時代とともにミッキーマウスは変化しなければいけませんでした。

多くの子供から絶大な人気を誇ったミッキーマウスには様々な制限ができてしまったからです。

子供への影響を懸念し「意地悪をしてはダメ」「人を叩いてはダメ」と、次第にミッキーは真面目で完璧なキャラクターに変化していきました。

そこで新しく登場したのがミッキーの怒りを受け継いだ「ドナルドダック」と間抜けさを受け継いだ「グーフィ」です。

この3人の相性は抜群で、最強トリオの物語はたくさん作られました。

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ミッキーマウスの魅力

独特な動作

見る人を飽きさせない独特な動きはミッキーの魅力の一つです。

「蒸気船ウィリー」からミッキーの動作一つ一つが生き生きとした遊び心で満ち溢れています。

また失敗してしまったり、少し滑稽な動作も彼の魅力をより引き立てる重要な要因。

独特でありつつ完璧ではない、クスッと笑える動作に私たちは魅了されるのです。

マインド

ミッキーは完璧ではありません。

しかし何か問題が発生した時は、必ずなんとかして乗り越えるアイデアを持っています。

このマインドこそウォルトそのものであり、解決策を見出せば後は行動あるのみ。

勇敢に立ち向かっていきます。

このマインドは見てるものに勇気と希望を与え、キャラクターながらに多くのリスペクトを持たれている存在なのです。

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奇跡のネズミ「ミッキーマウス」

以上、「ミッキーマウス 」の誕生秘話とその魅力のご紹介でした!

様々な素晴らしい作品を100年にもわたり制作し続けているウォルト・ディズニー。

その全ての始まりはこの1匹のネズミ「ミッキーマウス」からなのです。

I only hope that we don’t lose sight of one thing – that it was all started by a mouse.

いつだって忘れないでほしい。すべて一匹のねずみから始まったということを。

ディズニープラスで「ミッキーマウス:ザ・ストーリー」をみよう!

本記事のもとになるドキュメンタリー映画「ミッキーマウス:ザ・ストーリー」はディズニープラスで配信中です。

今回ご紹介したミッキーマウスの誕生から、時代の変化によってどのようにミッキーマウスが変わってきたのか。

その秘密をご覧いただけます。

また、本編の特別映像として、歴代のミッキーマウスが全て見られる「Mickey in a Minute」も併せてご覧いただけます。

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