ディズニープリンセスから読み解く女性像の変化

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ディズニー作品の代表、プリンセスシリーズ。

初代プリンセスの白雪姫から一番新しいプリンセスラーヤまで約85年。

今もなおたくさんの人に愛され続けています。

「女性の幸せ」の代表とも言えるプリンセス物語は、時代の流れに沿って様々に変化してきました。

本記事では歴代のプリンセスの特徴と共に「女性の幸せ像」がどのように変化して来たのかご紹介いたします。

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目次

ディズニー公式プリンセス

日本の公式ディズニーでプリンセスとされているのは下記の13名のようです。
https://www.disney.co.jp/fc/princess

スクロールできます
プリンセス作品タイトル(原題)公開年
白雪姫白雪姫(Snow White And The Seven Dwarfs)1937年
シンデレラシンデレラ(Cinderella)1950年
オーロラ姫眠れる森の美女(Sleeping Beauty)1959年
アリエルリトル・マーメイド(The Little Mermaid)1989年
ベル美女と野獣(Beauty and the Beast)1991年
ジャスミンアラジン(Aladdin)1992年
ポカホンタスポカホンタス(Pocahontas)1995年
ムーランムーラン(Mulan)1998年
ティアナプリンセスと魔法のキス(The Princess and the Frog)2009年
ラプンツェル塔の上のラプンツェル(Tangled)2010年
メリダメリダとおそろしの森(Brave)2012年
モアナモアナと伝説の海(Moana)2016年
ラーヤラーヤと竜の王国(Raya and the Last Dragon)2021年

1930年代〜1950年代

初代のディズニープリンセスといえば白雪姫、シンデレラ、オーロラ姫です。

この時代は世界恐慌により、たくさんの人が職を失いました。

1930年代の恐慌期における失業率(失業者数)は,ピーク時アメリカで,1933年24.9%(1,283万人),ドイツで同年26.3%(480万人)が記録されている。

経済企画庁 年次世界経済報告https://www5.cao.go.jp/keizai3/sekaikeizaiwp/wp-we82/wp-we82-00301.html#:~:text=%E3%81%A1%E3%81%AA%E3%81%BF%E3%81%AB1930%E5%B9%B4%E4%BB%A3%E3%81%AE%E6%81%90%E6%85%8C,%E5%8B%A2%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

そんな苦労の時代だったためか、この時代のプリンセスはおしとやかで、辛い状況でもひたすら耐る、そして王子様を待ち続けるスタンスで描かれています。

毒リンゴを食べた白雪姫、糸車の針に指を刺したオーロラ姫は深い眠りの中、王子様が来てくれるのを待ちます。

継母と義理姉にいじめられたシンデレラはいつかこの辛い日々から解放され幸せになれると夢みながら一言も文句を言わずに耐え忍びました。

恋愛に関しては、3名とも見た目がとても美しい女性として描かれており、どの物語も王子様からの一目惚れで恋に落ちます。

そして物語の最後はその王子と結婚し幸せに暮らしましたという締めくくりです。

おしとやかで男性を一目惚れさせるほどの美貌を持つこと、そして結婚し家庭に入ることが女性の最大の幸せとされていた時代背景が物語を通しよく表現されています。

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1990年代

1989年に公開された「リトル・マーメイド」のプリンセスアリエルを筆頭に、1989年以降のプリンセスは「おしとやかな」より「好奇心旺盛な」や「おてんばな」という表現が似合います。

人間世界に興味津々なアリエル、本が大好きなベル、お城の外を知りたいジャスミン、おてんばに自然を駆け巡るポカホンタス、父に代わり男性になりすますムーラン。

1990年代のプリンセスは1930年代〜1950年代のプリンセスに比べ、行動的で知識がある女性のように感じます。

ベルは野獣に文字を教え、ポカホンタスはジョンに自然の素晴らしさを教えています。

1959年に公開された「眠れる森の美女」から30年の年月が空きましたが、この期間に女性の自立が少しずつ世界で広まってきました。

1970年代アメリカの女性の運動を始めに、女性の権利が主張されるようになりキャリアを求める女性を示す「キャリアウーマン 」という言葉が誕生します。

しかしまだまだ女性の自立やキャリアには風当たりが厳しかった時代です。

美女と野獣のオープニング曲「朝の風景」は、女性なのに文字がわかり、本を読むベルを街の人が変わり者扱いする曲ですが、これはその時代背景をよく表現しているのではないでしょうか。

また、恋愛の表現も少し変わってきています。

まず、ムーランに関して物語の最後に結婚式がありません。

ポカホンタスは実話を元に製作されたと言われているためここでは例外とします。

ムーランにはシャンというお相手がいますが、物語の結末は二人が結ばれて幸せに暮らしたというものではありません。

いいお家柄の男性と結婚することだけが誇りとされ、国や政治について発言権のなかった女性が、国を救うという形で国や家族に名誉をもたらした物語です。

まさに「結婚=女性の幸せ」だけではない自立した女性の幸せが伺えます。

Happiney
404: ページが見つかりませんでした | Happiney Happineyではディズニーに関する様々な「Something Happier/ちょっと嬉しいこと」をご紹介。

結婚式があるそのほかの物語についても、従来の「王子様からの一目惚れ」から「プリンセスが相手を選ぶ恋」に変化したように思います。

例えば、アリエルは船で見たエリックに一目惚れ、ジャスミンは言い寄ってくる王子様を毛嫌いし、アラジンに恋をします。

またベルは一目惚れされた街の人気者ガストンではなく、見た目が恐ろしい孤独な野獣に恋をします。

これらの作品からは「結婚=女性の幸せ」に加え、自らの幸せに合う相手を自分で選びたいという意思のある女性像が伺えます。

2000年代

2000年代以降のプリンセスはもはや「結婚=女性の幸せ」にすら焦点を置いていません。

外の世界を見るため必死に挑戦するラプンツェル、自分のせいで姿を変えた母を助けるため勇敢に冒険するメリダ、自分が何者か知りたいモアナなど、夢や与えられた使命に向かってどんどん挑戦や冒険をしていくプリンセスが多く描かれています。

何作品かは物語の結末に結婚式が描かれていますが、ストーリー全体を通して伝えられていることは、夢を持つことや挑戦すること、誰かのために行動することの大切さです。

そして、私が最も大きな変化だと感じる部分は、プリンセスに憧れる人に向けてのみ描かれたストーリーでないことです。

例えば2000年代以前の作品の多くは「かっこいい」が好きな子供はあまり見ない、見ても共感できない作品が多いのではないでしょうか。

それもそのはず、前述した通り従来のプリンセス作品の多くは、時代により表現方法は異なるものの、プリンセスが愛する王子様と結婚し幸せに暮らしましたという物語だからです。

簡単にいうと恋をする「かわいい」プリンセスが多く、「かっこいい」プリンセスではないからです。

しかし近年のプリンセスは後者になってきている様に思います。

現にプリンセスと魔法のキスのナヴィーンやモアナと伝説の海のマウイはあくまでもプリンセスのサポート役として描かれていて、プリンセスを救うため勇敢に戦う従来の王子様ではありません。

ある意味、プリンセスこそが自らを救い出す王子様です。

近年ますます男女平等やジェンダーレスが話題になっており、性別で判断されるのではなく、全員が平等に、好きなことにチャレンジできる社会が求められています。

もはやこれまで述べてきた、求められる女性像や「結婚=女性の幸せ」という概念はありません。

性別に関係なく全ての人間が個人の幸せのために、考え行動することが求められる時代になったのです。

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終わりに

初代プリンセスの白雪姫から一番新しいプリンセスラーヤまで、約85年の変化はいかがでしたでしょうか。

時代が移り変わる中で、変わらず愛され続けるプリンセスの魅力も改めて再確認できたように思います。

これからどんなプリンセスが出てくるのか楽しみですね。

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今回ご紹介した全プリンセス作品はディズニープラスで配信中です。

白雪姫からラーヤまでプリンセス像の変化を年表順に見てみると面白いかも知れませんね!

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余談

この記事について考えるきっかけになったのは、あるお子さんにした質問の答えでした。

友達のお子さん(5歳の女の子)だったのですが、たわいのない会話の中で「一番好きなキャラクターは何?」と訪ねる機会がありました。

私は自分が好きだったということもあって、ディズニープリンセスの誰かかまたは他の可愛い系キャラクターが答えと勝手に思い込んでいたんです。

そしたら返ってきた答えはまさかの「炭治郎」だったんですね。

もちろんその答えがダメとかそういうことでは全くなく、いい意味で予想外でとても衝撃でした。

近年のディズニープリンセス作品について「王子様がいない」というのは話題になっていたこともあり、なんとなく私の子供時代との違いを感じ自分なりに調べ記事に書いてみることにしました。

結果、調べていくごとにディズニープリンスの奥深さや様々な考察がありとても楽しく、よりプリンセスが大好きになりました。

これからもプリンセス作品と共に歳を重ねていきたいですね。

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